すべての女性の健康を生涯にわたって支援し、
生命を未来へつなぐ援助をいたします。
助産師、看護師、メディカルエイド、メディカルアシスタントが在籍し、
約500名で構成されています。うち助産師数は228名(アドバンス助産師112名)です。
2019年11月1日現在
助産師の92%は研修を終了しており、うち4名のインストラクターが小児科医とチームを組んで、各施設を回り、研修を行なっています。
助産師や外部インストラクターと内部インストラクターを中心に全職員(医師・事務員含む)を対象に研修しています。現在助産師は33%の受講率で、この研修を通して内部インストラクターの養成も行なっています。 全体としては1000人の職員のうち、58%が受講済みとなっております。
助産実践能力が一定の水準に達していることを審査、認証するものです。今年(2015年)の8月から日本看護協会のラダー認定も開始されますが、ラダーIIIに該当する助産師の認定推進も行ってまいります。 「助産実践能力習熟段階(クリニアルラダー)レベルIIIの認証制度について」
https://josan-hyoka.org/personalidentification/overview/
アドバンス助産師とは、お産介助100例以上、妊婦健診200例以上、お産期のモニタリングに関する研修修了、出血時の対応に関する研修記録など、16項目をクリアし、日本助産評価機構に認定されたベテラン助産師です。今後さらにアドバンス助産師を増やしてまいります。その他、新人助産師研修や多岐にわたるキャリアアップ制度を実施しています。
当会では年間約8000分娩を取り扱っているため、多くの異常事例にも遭遇します。産科異常があった場合には、ただちに全施設へレポートが配信されます。 添付されたCTG所見や、治療内容を、産科ガイドラインと照らし合わせながら適宜カンファレンスを行い、さらにその内容を配信して共有します。
女性の一生を支援していく中で、助産師に求められている施設内の業務だけでなく、地域や学校と連携して社会の中にも活動の場を広げ、「生命を未来につなぐ助産師の育成」も目標としております。